谷口 憲一郎谷口 憲一郎

最近、旧友からの紹介が続いています。友人の大切なご家族をお願いされるのは嬉しさとプレッシャーを感じます。今回はそんな体験セッションをブログにしました

先日、高校の同級生から

「お義母さんが膝痛で整骨院などに通っているが改善がみられない。一度、診てもらえる?」

とメールを貰いました。

 

ちょうど僕らの母親世代は膝痛でお悩みの方が多い世代。

友達のためにも、お義母さんのためにも何かお力になれればと思いました。

まずはお話を聞かせて頂き、状況を把握

そのお義母さん(Oさん)は宇美町に住んでいて、これまた志免町に住んでいる友達がわざわざ迎えに行ってくれました。

「なんて、お義母さん想いの良いお嫁さんじゃないか」…などと友達の事を感心。

僕も心してOさんからお話を聞かせて頂きましたよ。

 

Oさんからお聞きした、これまでの状況をまとめると…

  • 階段の降りる時に特に膝痛を感じる
  • 過去に圧迫骨折や甲状腺の病気、その他四十肩などの既往あり
  • 病院に通院していたが効果を感じられない
  • 整骨院にも行ったが改善を感じられない
  • 膝のお皿が硬いと言われた
  • ご自身でも身体が硬いと思っている

このような状況でした。

 

それも病院では「膝痛の原因は年齢のせい」と言われたそうです。

僕はこれまでも他のお客様から同じセリフを何回も聞きましたが、どうしても納得できないセリフですね。

 

Oさんには身体のお悩みがいくつかありましたが、話を進めていく中で今回の体験で何を望まれているかが分かってきました。

 

・なぜ、膝が痛くなるのか知りたい。

・現在、家でやっている運動が正しいのか知りたい。

 

この二点でしたので、ここに的を絞って身体のチェックに入りました。

身体を変えるには、今の状態を知る事

まずは身体を根本から良くするために必要な考え方からご説明させて頂きました。

それは「階段を一段づつ上るようにカラダを作っていく事」

一回のセッションましてや一つのストレッチやエクササイズで膝痛が完全に改善するなんて、そんなにありません。

長年付き添った姿勢や動きの癖を改善するには段階が必要な事を説明しました。

 

その後に現在行っているエクササイズの確認を。

Oさんは病院や整骨院、膝の為に買いに行った靴屋でも教わったエクササイズを行っていました。

それで、たくさん情報が溢れていて、どれが良いのか整理する必要がありました。

 

この段階では、どのエクササイズが良いとか悪いとかの判断は出来ないので、歩行動作と立ち座り動作の確認。

 

すると、大きく2つの改善点が見つかりました。

・重心の位置が後ろにある

・立ち座りの時に膝が捻じれてしまう

さらに細かくチェックすると…

重心の位置を後ろにしてしまっている原因は

  • ・猫背姿勢が強い
  • ・おなかに力が入りづらく、体幹を安定しづらい
  • ・足首が硬い

膝が捻じれる原因は

  • ・骨盤の歪みから股関節の筋肉が使えていない

このような状態になっていました。

ただ…チェックを進めていく中で僕が感じていたのは「膝の状態はそんなに悪くない」という事です。

ましてや、年齢のせいなどあり得ません。

本当に膝にストレスをかけてしまっている原因は猫背姿勢だと思いました。

 

猫背姿勢 → 脊柱の歪み → 骨盤の歪み → 股関節の筋肉が使えない → 膝にストレス

 

こういう状態になっていたからです。ちなみに

猫背姿勢 → 肩甲骨の位置が悪くなる → 肩にストレス → 四十肩

猫背姿勢 → 脊柱の歪み → 脊柱にストレス → 圧迫骨折しやすい

と今まであった既往を含めて、この事をご説明しました。

するとOさんからは「猫背は昔からなので、良くならないでしょ?」と。

僕は即答で「改善します」と答えました!

猫背姿勢改善には胸椎の動きが大事

では、その猫背を改善していきましょう!

猫背を作っているのはいくつか原因がありますが、今回は胸椎と言われる背骨の上の方にアプローチ。

今回は胸椎の動きを出す為にOさんに捻りのストレッチを行ってもらいました。

動きをみていると少し硬くなっている胸椎を発見。

整体手技を使って可動性を出していきながら、ストレッチの効果を高めていきました。

猫背改善に諦め気味だったOさんも胸椎の動きが出てくると表情も明るくなって行きました。

身体が変化するって嬉しいですね。

と、ここからがもっと身体の面白いところです。

胸椎が動き出し猫背姿勢が少し改善すると…なんと股関節の筋肉も働き出したのです!

Oさんもビックリされていました!

そこですかさず、家でやっているエクササイズを少しアレンジして、膝の捻じれを改善するエクササイズを!

これで膝の捻じれも改善していけそうですね。

今回の宿題エクササイズは「胸椎の捻りストレッチ」と「股関節のエクササイズ」となりました。

身体づくりは階段を一段づつ上るように

最後に今回は胸椎と股関節にアプローチしましたが、次回は体幹の安定に的を絞ってアプローチしていきましょうと方向性を確認。

Oさんも身体の変化を実感されたようで、レ・ムーブに月に1回ペースで通って頂けるようになりました。遠方からありがとうございます!

それも毎回、友達が連れて来てくれるそうです。

「良い嫁になったね~」と再度、しみじみと心で褒めていました。(口に出すと恥ずかしい)

さて、月に1回ペースのお客様に効果を出すには宿題が大きな要素となります。

次のセッションまでに友達からOさんの様子を聞きながら進めていこうと思います。

The following two tabs change content below.
谷口憲一郎

谷口憲一郎

代表取締役株式会社レ・ムーブ
パーソナルトレーニングを通して、その人の人生を快適にする事が僕の使命であり、なによりの喜びです。どんな問題でも必ず原因があります。そして、その原因は「動作」に表れます。カラダの事でお悩みの方はお気軽にご相談下さい。>>詳しいプロフィールはこちら