植山 緩美植山 緩美

お客様よりお父様をご紹介いただきました(Oさんと書かせていただきます)
Oさんは退職後運動不足解消のためウォーキングを開始されたのですが、膝を痛めてしまったとのことでした。
健康のためと思って運動を始めたものの、逆に膝や腰を痛めてしまったという話は良く耳にします。
今回はそのOさんの体験の内容をブログに書かせていただきました。

 

体験を受けるきっかけは

ご紹介いただいた会員様のお父様Oさん、定年退職後運動不足解消のためウォーキングを開始されたのですが、膝を痛めてしまったとのことでした。

Oさんは元々運動をしてなく、トレーニングのやり方も知らないため、色々と教えてもらいたいとのことでした。
「運動初心者なので体験からさせてみたい」というお客様のご紹介でご来店いただきました。

 

Oさんのそれまでの生活習慣、そして膝を痛めた経緯をお話いただきました。

在職中は車通勤、デスクワークとほとんど歩くことは無かったようでした。
定年退職し、日々一万歩を目指して歩いていたら膝が痛くなり・・・

病院で「変形性膝関節症」と診断され、湿布と電気治療で週2回通院されていたとのことでした。
元々右膝が痛かったのですが、かばって歩いていたせいか左膝にも痛みが出てしまいました。

 

「また同じようなことは繰り返したくはない」と思い、正しいカラダの使い方、必要な運動を知りたいという想いを話してくださいました。

Oさんのカラダをチェック

今回の体験では姿勢、関節の動きや柔軟性、筋力の3つをチェックしました。

まずOさんの姿勢から見ていきました。
デスクワークが中心で座りっぱなしのお仕事だったこともあり、猫背姿勢でした。

 

姿勢はそのまま動きに表れます。
ウォーキングの時の姿勢で、猫背で肩が上がったまま腕を振ることになります。
そうすると肩がすくんで力が入り、肩や首周りの筋肉に負担が掛かり、却って肩こりや腰痛に繋がってしまうこともあります。
ウォーキングは単調な動きの繰り返しのため、間違った動きは姿勢や動きの歪みが助長され、怪我に繋がる可能性があります。

 

次に関節の動きや柔軟性をチェックしていきました。

「SLR」という股関節のチェック、足関節の動き、前後屈チェックを行いました。
全体的にカラダは硬く、関節の動きは良くなかったのですが、特に股関節、足関節、背骨は動きが悪かったです。

関節の動きが硬いと可動域が減って運動効果が半減しますし、上手く衝撃を吸収できず他のカラダの部位に過剰に負担が掛かってしまいます。
身体、背骨が硬くて膝に負担が掛かっていることが想定できました。

 

最後に「立ち上がりテスト」という筋力テストを行いました。

 

 

決まった位置の高さから立ち上がるテストですが、左右の足それぞれ行ったところ、両足とも最初の段階から立ち上がることが出来ませんでした。

チェックの時に股関節や足関節の動きが悪く、身体が硬いことも確認できていたので、膝裏が硬く伸びきらないため膝に力が入らないのではないかと想定できました。

また足関節が硬く、不安定なことも要因ではないかと考えました。
足関節の筋力チェックも行いましたが、やはり左右とも力が入らず特に右足関節が弱化していました。

片足で自分の体重を支えることが出来ない状態で長時間のウォーキングを行っては、膝に負担が掛かってしまいます。

 

チェックの内容を共有しながら
「この状態で歩いては・・・」
とお話しながら、体験を進めていきました。

体験の内容は

人それぞれカラダは違うため、その人に合った運動が必要になります。
Oさんもこのまま運動するよりも、カラダのバランスを整えてから運動した方がリスクが減り運動効果も高まります。

チェックを行うことで現状のカラダの状態はお伝えしました。
次に関節の動きや筋肉のバランスを整えることで動きが変わり、運動効果が高まることを体験していただきました。

チェックで顕著に表れていたのは

 

  • 背骨の柔軟性の低下
  • 骨盤後傾で猫背
  • 膝裏が硬く、伸びきらない
  • 膝周りの筋力低下
  • 足関節が硬く不安定、右足関節が内反している

 

まず以上のことを改善していく必要があります。

そのために必要な運動やトレーニングをしていただくことで、カラダが変わっていくことをお話させていただきました。
Oさんも共感してくださり、今回の体験はこれらの改善にアプローチしていきました。

身体のバランスを整える→運動へ

最初に背骨の柔軟性を出すために、背骨の調整を行いました。
次に不安定だった足関節のバランスを整えました。
最後に動きの悪かった股関節周辺の筋肉、ふくらはぎの筋肉にストレッチを入れました。
ストレッチを入れることで関節周りの筋肉の張力のバランスが整い、安定することで柔軟性も高まります。

 

カラダのバランスを整えたところでチェックした項目を再度やってもらうと、前屈がやりやすくなり、股関節の動きや柔軟性も良くなっていました。
立ち上がりテストが最も反応が良く、Oさんも驚かれていました。
カラダが本来あるべき状態に近付いてきたからです。

しかしこのままではすぐ元に戻ってしまうため、強化して定着させなければなりません。
そのために必要なのが運動です。

 

☑背骨のストレッチとエクササイズ

☑股関節のアクティブストレッチと太もものトレーニング

☑スクワット

 

これらの運動を行い再度立ち上がりテストを行うと、更にスムーズに低い位置から立ち上がることができました。
効果がすぐに表れることでOさんのモチベーションも上がってくれました(^^)
リスクを取り除き運動することで、Oさんの不安を取り払うことができて良かったです!

これらのことはウォーキングだけでなく、日常生活においても必要なことだということもお話させていただきました。

自宅でやっていただくホームエクササイズ

カラダを変えるためには運動を継続していただく必要があります。
そのために今回の体験の内容を踏まえ

 

  • 背骨の柔軟性のエクササイズ
  • 膝裏、ふくらはぎのストレッチ
  • 太ももの筋力トレーニング

 

以上のホームエクササイズをやっていただくことになりました。
これらは今Oさんにとって必要な運動です。
人それぞれカラダは違うし、目指すものも違うので、その人に合った運動をした方が良いと思っております。

 

後日娘さんにOさんの様子を確認した所、結構納得して頑張ってくださっており、ウォーキングも問題なくされているとのことでした。
頑張って運動を続けていただいており、本当に良かったですし一安心しました。

 

運動は大切だということは皆さん理解されています。
実際に運動不足解消のためにウォーキングやランニング、ヨガ、筋トレと色々始める方も多いです。

しかし中には今回のOさんのように「健康のために」と始めた運動が、却って怪我に繋がることがあります。
リスクを抱えた状態での運動は怪我を招くこともあります。
その点も踏まえて運動していただければと思います。

 

身体のことや身体の使い方、運動の仕方などお悩みの方は是非ご相談ください。

https://re-move.co.jp/

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植山 緩美

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