
最近SNSなどで「腹筋女子」が流行っていますね。その中でも「下腹部」は多くの女性の永遠の悩みでもあります。今回は年齢と共に下腹部が気になってきた女性がレ・ムーブに体験に来られました。
Kさんがレ・ムーブに来られた理由
先日福岡市在住の30代女性のKさん(仮名)が、レ・ムーブに体験に来られました。
Kさんはホームページからのご予約でした。
2~3年前から下腹部が気になってきたというKさん。
そんなに下腹が出ているようには見えなかったのですが
「以前と体型が変わってきたのかな?」
と思いつつ詳しくお話を聞いていくと…
Kさんは10年ほどスポーツクラブに通い、週2回ほどしっかり運動をされていたようでした。
どんな運動をされていたか聞いてみると
・レッスンで筋力トレーニング
・レッスンに入って有酸素運動
とバランス良く運動をされていました。
「何か問題があるのかな?」と思いつつお話を聞いていくと、このまま運動を続けていっても効果があるのか不安な様子でした。
下腹太りの原因は…
まずKさんにダイエットで効果を出すためには
- 脂肪を落とす
- 筋肉をつける
- 姿勢改善
の3つのことが必要であることをお伝えしました。
するとKさんの口から
「姿勢が悪くなってきた」
「お尻が垂れてきたことも気になる」
との言葉が出てきました。
脂肪を落とすためには、栄養と睡眠は不可欠です。
筋肉をつけるためにも、栄養と睡眠は不可欠です。
この点は情報化社会の今は、多くの方がご存知のことだと思います。
では姿勢改善は何故必要なのでしょうか?
姿勢が悪い=姿勢保持筋が働いていない
ということになります。
姿勢保持筋が働いていないということは…
姿勢を保つための骨格が安定していない→その筋肉が使えない
つまり姿勢が悪い状態でトレーニングを行っても筋肉は付きにくいし、効果も半減しそうですね。
お腹太りの原因は
某研究所の研究発表によると、お腹太りの原因に加齢によるものとあります。
お腹太りには
1)30代頃おへそ周りが出る。
2)40代頃に下腹全体もぽっこり
3)50代頃には胃の位置まで、つまりお腹全体が出てしまう
という順序があるそうです。
シビアな話ですが「必ずお腹が出る」というわけではありませんよね!
歳を経てもスタイルをキープできている人もいます(*^^*)
そういった方は姿勢が良い人や日頃から運動を続けている人がほとんどです。
これらのことからも、今回の体験では「姿勢改善」を目的にトレーニングをしていく方向性となりました。
トレーニング効果を出すために
下腹部に脂肪が付きやすいということは、骨盤帯が安定してないためお腹の筋肉に力が入らないことが考えられます。
そこで骨盤を正しい位置に保つために必要な大腰筋という筋肉が働いているか「スクワット」の動きでチェックをしてみることにしました。
Kさんは日頃のトレーニングでスクワットをされているとのことでした。
いつもやっているスクワットがきちんと出来ているかの確認にもなりました。
Kさんのスクワットに軽く抵抗を掛けると、後ろに崩れてしまい…
現状では安定していないことを感じていただきました。
また腹筋群の筋肉が働いているかのチェックもしてみると、腹筋も働いていませんでした。
「骨盤周りの筋肉が働いて骨格が安定すれば日頃の姿勢も改善し、トレーニング効果も出ることで下腹の悩みも解消されそうですね。」
ということを提案し、今回の体験では骨盤帯を安定させてスクワットと腹筋のトレーニングをすることになりました。
骨盤帯を安定
働いていない大腰筋を使えるようにするために制限を掛けている筋肉にストレッチを入れ、大腰筋のエクササイズを行いました。
このエクササイズは骨盤の位置を正しい位置に保ってくれるため、ヒップアップにも効果があります(*^▽^*)
エクササイズ後にスクワットのチェックを行うと抵抗掛けても安定し、Kさんから
「さっきと違う!」
との驚きが。
この状態で腹筋のトレーニングをしたかったので、Kさんに4種類の腹筋トレーニングを頑張ってもらいました(^^)
スクワットのチェックを行うと、さっきより更に安定感が出てお腹に力が入っていることを感じていただけたので、そのまま負荷を掛けスクワットを行いました。
Kさんにまだ余裕があったため、バーベルを担いでもらいしっかり3セット頑張ってもらいました。
Kさんから
「きちんとやると少しの回数でもきついですね!」
と言っていただき、トレーニングの効果を感じて頂けたことは凄く嬉しかったです!
お客様に笑顔でそう言っていただけることはトレーナー冥利につきます!
信頼を形に
Kさんは骨盤帯が安定したことで、立ち姿勢でも最初と比べ違うことを感じてくださいました。
「ジムでやるだけだと意味がないのかな?」
と言われたので、動きを変えていくことで自分で行うトレーニング効果も高まってくることをお話させていただきました。
求めるものが大きいほどトレーニングはきつくなってきます。
しかしただきついだけではトレーニングは続かないと思っています。
きついトレーニングも目的を持って楽しいと思っていただけるようなトレーニングをしてもらいたい!
そのためにもそのトレーニングの必要性や、身体の使い方を解った上でトレーニングをしてもらいたい!
それが効果UPに繋がると思っています。
女性にとっての永遠の悩みである下腹部
そしてアンチエイジング→美body
そんな身体を目指している方は是非レ・ムーブに体験に来てください!
ご自身でジムに通っての運動に加え、レ・ムーブでも頑張ろうと思ってくださり信頼してくださったKさんに、いただいた信頼を結果として形にできるようこれから全力でサポートさせていただきます!

植山 緩美

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